除草剤のデメリットについて

手軽な雑草対策の方法として、雑草の生えている場所に除草剤をまいて処理するという方法があります。

除草剤を使えば面倒な草刈りの手間がいらず誰でも簡単に雑草を処理することができますが、除草剤を使うことで発生するデメリットも少なくありません。

良く考えずに除草剤で雑草対策をしてしまうと、取り返しのつかないミスを引き起こしてしまう可能性があります。きちんとデメリットを知って、本当に除草剤を使うべきなのかそれとも地道に草刈りをしたほうが良いのかをよく検討することが重要です。

植物を一気に枯らしてしまう

除草剤を散布することでその場所に生えている雑草を一気に枯らせてしまうことができます。手間もいらず負担は少ないですが、守りたい植木や樹木の周りに雑草が生えているようなケースではやみくもに散布してはいけません。

除草剤は雑草を枯らせるためのものですが、雑草とそれ以外の植物を見分けて雑草のみを枯らすことはできません。守りたい植物に除草剤がかかってしまえば、大切な植木や樹木まで雑草と一緒に枯らせてしまいます。除草剤にもいろいろな種類がありますが、慎重に散布しても風で飛ばされて守るべき植物に被害が発生してしまうことは十分に考えられます。

庭や花壇など処理対象の雑草と大事な植物が密接になっているような場所では除草剤で大切な植物が枯れてしまう可能性が高くなります。飛び散りにくい除草剤を選んだうえで最低でも守りたい植物から1メートルは離れた場所に除草剤をまくなど慎重に散布作業を行う必要があります。十分に距離を話して散布できないときは、あきらめて地道に草刈りをしたほうがいいでしょう。

長くのびた雑草には効果が薄い

除草剤は雑草の生育を阻害することができますが、すでに大きく育った雑草に対してはあまり効果が発揮されません。

除草剤が効果を発揮するのは成長途中にある短めの雑草です。すでに大きく成長しきった雑草は枯らすのに大きな力が必要になりますが、一般に販売されている除草剤はそれほど強力なものではありません。除草剤を使うなら、まだ雑草が大きく伸びきっていない段階で散布するのが正しい使用方法です。

短い雑草は除草剤で処理して処理しきれなかった長い雑草は草刈りで処理していく、と言うように二段構えで雑草処理を進めていくといいでしょう。除草剤のおかげでで短い雑草の処理の手間は省け、草刈りで刈るのは処理しそこなった長い草だけで済むようになります。

即効性は低い

除草剤の雑草処理効果はかなり高めですが、即効性は期待できません。除草剤の種類にもよりますが、効果が表れまでに散布後1週間はかかってしまいます。効果が表われ始めてもすぐにすべての雑草が枯れるというわけではなく、完全に雑草が枯れるまで1か月程度かかることも珍しくありません。

長期計画で雑草処理するなら除草剤を散布して気長に待つこともできますが、今すぐ目の前にある雑草を処理してしまいたいばあいは除草剤は不向きです。すぐに雑草を処理したいのであれば、草刈りで物理的に処理するのが一番即効性のある方法です。

効果が残留する

除草剤を一度散布すれば、散布した部分はしばらくの間雑草が生えてこなくなります。何度も除草剤を散布する手間が省けるのは良いのですが、裏を返せばそれは地面に除草剤が一定期間残留し続けるということでもあります。

除草剤を一度散布してしまえばその土には除草剤がとどまり続けますから、雑草が枯れたからといってすぐにほかの植物を植えることはできません。植えたとしても除草剤にやられてかれてしまいますから、除草剤の効果が無くなるまでの一定期間はその土地で植物を育てることができません。

除草剤ではなく草刈りで直接雑草を処理すればすぐにでも土地を活用できますから、雑草処理後なにか新しく植物を植える予定があるのなら除草剤を使わず草刈りをしたほうがよいでしょう。

健康への影響に注意

除草剤は雑草を枯らせる効果を持つ薬品です。除草剤ごとに成分は異なりますが、人体にとって有害な成分が含まれている除草剤も少なくありません。肌に触れたり吸い込んだりしてしまうと健康に甚大な被害が出てしまう可能性もありますから、取り扱いには十分注意してください。

除草剤は使用前に必ず取扱いに関する注意を読み、正しい用法を守って使用して下さい。作業中は長袖長ズボンで肌をしっかりとガードし、タオルやマスクで口を覆って薬剤の吸い込みを防ぎましょう。

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