体に負担をかけずに草取りを行う

体に負担をかけずに草刈りを行うにあたり、重要なポイントとなるのは姿勢です。上半身と下半身が真っ直ぐな姿勢は体に大きな負担をかけません。草刈りをしていると下半身は同じ場所にあるものの、上半身だけが草のある方に向いているということが往々にして起こりえます。それで草に対して体が真っ直ぐ向くように心がけ、上半身だけではなく体全体で草のある場所に移動するように意識することが必要です。またたいていの場合、草は利き手で刈られます。右利きの人は右手で、左利きの人は左手で草を刈ります。しかし同じ手で長時間草を刈り続けていると、上半身をひねることが多くなります。このような仕方での草刈りは側弯症を引き起こすことがあります。側弯症とは脊柱が側方へ曲がり、体に痛みや痺れが生じる病気です。そのため先にも述べたように草に対して体を真っ直ぐにし、両手で草を刈るか、もしくは左右の手を均等に使って作業を行うようにするべきです。このような仕方での作業は側弯症を予防するだけではなく、筋肉をバランスよく使うことになるために体にかかる負担が軽減されます。

また意外なことかもしれませんが、足を動かすことで体の疲れを軽減させることができます。恐らくこれまでにじっと立っているのがきついと感じたときに何気なく足踏みをしたら体が楽になったという経験をしたことのある人がいると思います。同じ姿勢を長時間していると血液の流れが悪くなります。これが体にだるさを感じさせる一つの原因です。草刈りをしているとどうしても夢中になってしまい、同じ姿勢を長時間してしまうことがあります。特に足を同じ場所に固定し、そのまま動かさないことがあります。こうした状況は足に疲れを蓄積させるのです。このような場合、足を動かすという簡単な動作で体のだるさを軽減させることができるのです。また足を動かしたり、足踏みするときには当然起立した状態になります。このときに腰を伸ばしたり、伸びをしたり、屈伸運動をすることも血流を促す働きをします。そのためこれらの運動をセットで行うなら体は楽になります。

また草刈りだけではなく、草を根元から抜き取る作業を行う人もいます。この場合腰や体にかかる負担は草刈りよりも大きくなります。草は簡単に抜けるものと、そうでないものとがあります。しかし草を掴んだ時点である程度それを予測することができます。それで簡単に抜くことができないとわかった草に関しては力を入れて引き抜かない方が安全です。このうような状況で腰を痛める人が多いからです。このような草は根元までシャベルなどで掘り、抜きやすくしてから処理するのがベストです。また草を抜くときはしゃがみ姿勢を長時間しないように心がけます。しゃがみ姿勢は腰に大きな負担をかけるからです。特にこの姿勢で力を入れて草を抜くことは腰に大きな負担をかけることになりますので、注意が必要です。

また腰に負担をかけないように草刈りをするためにコルセットを腰に巻いて作業を行うことも効果的です。草刈りによって腰を痛める人の多くは骨盤や股関節に余計な力が加わり、その結果骨や筋肉を痛めてしまうことから腰痛が生じてしまいます。それでコルセットを腰に巻き、これらに余計な力が加わることがないよう姿勢を整えることで腰痛を予防することができます。しかしコルセットを巻いているからといってどんな姿勢をとってもよいというわけではありませんので、この点は心得ておくべきです。このように体に負担をかけずに行える草刈りの方法はたくさんあります。ふさわしいポジションをとること、そしてこまめな休憩と休憩時に体を動かすことで疲れを軽減できますので、これらを意識して行うべきです。

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